見ないと損をする「AR三兄弟の企画書」

AR3

今話題のAR(拡張現実)であらゆるものを拡張し続けている
AR三兄弟の長男(川田十夢)が書き下ろした著書がついに本日発売。

その名も「AR三兄弟の企画書

ARを知っている人も知らない人も
「ARって何?」「なぜいまARなのか」
の初歩的な入口から始まり、
今までのAR三兄弟の仕事や経験から
「ARがどういった方向へ進むのか」
という突っ込んだ話までが詳しく書かれていて必見です。

以降、著者のコトバ。

はじめに

今回、僕がこの本を書くにあたって与えられたテーマは「AR」(Augmented Reality)。「拡張現実」だとか「拡張現実感」だとか言われる技術です。なぜこんな日常聞き慣れないテーマで、しかも天下の日経BPさんから本を書いてくれとオファーがきたのか? 思い当たるフシが全くなかったのですが、思い出しました。そう、僕はAR三兄弟という名前の開発ユニットのリーダー(長男)なのでした。きっと、出版社の人は、「AR三兄弟って名乗るからには、ARについても詳しいはずだ」と拡張解釈してくれた上でオファーを出してくれたのでしょう。あの日経からのオファーにすっかり浮かれた僕は、ひとしきり浮かれ終えた後、うっかり気がつきました。脱力を持ち味とした表現を得意とし、斬新なアイデアと閃きを食い扶持としているトリッキーな僕が、ビジネス書の体裁を借りて、10万字以上にわたって笑いを取ることもなく真顔で講釈を続けることができるだろうか? また、名だたる先達の研究者を差し置いて、僕がARについて偉そうに書いたところで、その内容に興味を持ってもらえるのだろうか? 一通り内省すべきを内省し終えたあと、僕はこのオファーを快諾しました。ARを取り巻く現象を、新書やビジネス本を書くのとはちょっと違った文体で、ARの本質を書き残せる確信が僕の中にあったからです。

僕は33年の人生を通じて、発見した技術や発想をどうやって見立てて、どう一般に広く楽しんでもらえる作品にするのかを考えてきました。その試行錯誤の連続は、ARという専門的な技術をAR三兄弟という新しいパッケージで見立てることにつながり、様々な業界やメディアの拡張につながりました。僕がここに書き残したこと、それはARを含むあらゆる技術を見立てる技術や手法の集大成です。未踏の技術をビジネスに仕立てるまでの着想や、企画に至る一切です。考えた企画を、どうやって世の中に浸透させていったのかについても克明に書きました。その道程には、アイデアをアイデアとして終わらさないためのヒントや熱意が内包されています。これから新しいアイデアや技術をビジネスにしようとする人にとっては、うっかり参考になることが沢山書いてあるのだと思います。中には、AR技術とは関係なさそうなトピックも並んでいます。そこは読者のみなさまに文意を拡張していただいて、如何様にも解釈していただければ幸いです。一見無駄に思える現象にこそ、言葉で全てを説明しない行間にこそ、そこに生まれた余白にこそ、拡張の可能性が眠っている。僕はそう思っています。ま、軽いエッセイに目を通す感覚で、肩の力を抜いて読み進めてみてください。僕の処女作です。

川田 十夢

以上、ALTERNATIVE DESIGN++より抜粋

間違いなく今読んでおいたほうがいい一冊。

AR三兄弟の企画書
ALTERNATIVE DESIGN++

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